仕事できない人ほど「全部メモ」しているかも?――現場あるある

働く

※この記事は、特定の誰かを否定するものではなく、派遣やサロンの仕事を経験してきた中で感じた「評価される人・されない人の違い」をまとめたものです。

最近、派遣で働き始めた40代半ばの知人と話す機会がありました。
その中で出てきたのが、「メモを取り、言われた通りに私はやっているから自分は仕事ができる」「派遣会社より自分は上だと思っている」といった言葉。
正直なところ、話を聞きながら少し違和感を覚えました。


なぜなら、派遣やサロンの仕事を経験してきた中で、「仕事ができる人ほど、そんな言い方はしない」という場面を何度も見てきたからです。

――派遣の仕事・サロンの仕事で見てきた仕事できる人/できない人の決定的な違い

仕事できない人は「仕事を覚えるために、全部メモして見やすく、まとめ直しています」
一見すると真面目で努力家に聞こえるこの言葉。
でも、派遣やサロンの仕事を長く見てきた立場から言うと、実は要注意なサインでもあるかなと思います。

私は派遣社員として働いた経験もあり、セラピストとしても複数のサロンを渡り歩いてきました。
その中で一貫して感じてきたのは、仕事ができる人ほど、意外とメモを取らないという事実です。

もちろん、私もメモを取る派なので、メモ自体を否定したいわけではありません。
問題は「何を、どこまで、どうメモしているか」です。

ナルナル3
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正社員でも派遣社員でも、雇われている以上、経営者より上の立場にはないのに…知人の派遣会社より上の立場である意味が分からないのでスルーしましたが…

派遣で「契約更新されない」は、よほどのこと

知人が、初めて派遣会社に登録し派遣社員として勤め、最初の更新で更新がされなかったと聞いて、私は正直ビックリしました。

派遣の更新は、寛容な印象があります。

  • 最初は覚えが悪くても
  • 不器用でも
  • ミスがあっても

改善しようとする姿勢少しずつでも成長している様子が見えれば、普通は契約更新されると思います。

だからこそ、人員削減以外で更新されない場合は
よほどのことじゃないかなと思います。 

  • 同じミスを繰り返す
  • 指摘されても行動が変わらない
  • 全体の流れがいつまでも掴めない・覚えない
  • 同じことで周囲の手を止めさせる
  • 電話鳴っても一切取らない
  • 仕事せずスマートフォンを触る(情報漏洩の観点から今は厳しいと思いますが…)

こうした日々の積み重ねが、「更新なし」という判断につながるのだと思います。

ナルナル3
ナルナル3

私自身、初めて事務の派遣の仕事をしたとき、入力できる程度のPCスキルで初日を終えて、派遣会社の営業の方から「もう少し早く入力してもらえないと継続は厳しいと部長さんに言われました」と初日に言われました。それから、タイピングの練習を毎日自宅でし、早く入力できるよう注文コードをできるだけ早く覚えるようにしたら、初日に言われただけで、それ以降、契約更新については言われなくなりました。


「一言一句メモ→家で清書」が危険な理由

仕事が伸びない人に多いのが、
職場で一言一句すべてメモし、帰宅後に清書するタイプです。

一見すると努力家ですが、現場ではこう見えていると思います。

  • 重要度の判断ができていない
  • 情報の取捨選択ができない
  • 流れで理解していない
  • 記録することで「やった気」になっている

つまり、理解ではなく作業になっている状態です。

ナルナル3
ナルナル3

知人は、メモした通りに仕事を進めると「違う」と指摘されると言っていました。私の想像ですが、Aの業務はこの対応だけどイレギュラーもあること、その時その時で臨機応変の対応が必要だけどAの業務との違いに気づけていないのかなと。


メモが必要なもの/不要なものの違い

事務を例に挙げると、事務経験がある人ほど、自然に分けているんじゃないかなと思います。

メモが必要なもの

  • 会社専用システムの操作
  • 会社独自のルール
  • 数字・コード・固定手順
  • 取引先の会社名(表が作られてたりするとは思いますが)

メモを取らなくてもいいもの

  • 仕事全体の流れ
  • 日常業務の順序
  • 繰り返し作業
  • 電話の取り方

仕事の流れは、大まかに把握していれば、やっているうちに身体が覚えます
むしろ、細かく書きすぎると流れが見えなくなってきます。


セラピストの現場でも同じだった

セラピストを始めたばかりの頃は、私も施術の手順をメモしました。
でも色々なサロンでいくつか経験すると気づきます。

  • 基本施術の流れはどこも似ている
  • 細かい違いは、そのサロンに合わせて調整すればいい
  • 手順を間違えても流れを止めないことの方が大事

実際にあったのですが・・・
A4ノートに、電話での予約の取り方、来店後のご案内、お茶を出すタイミングなどなど、事細かにびっしり書いているのに

  • 予約の電話が取れない
  • フロントからお部屋へのご案内ができない
  • 大まかな手順を一週間経っても覚えられない

と言う人もたまにいました。

ノートに書いて覚えた気、やった気になっているだけで、仕事はできていないのです。

ナルナル3
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メモばかり取っていた人に、最初1人目の人が1週間教えたけど、1週間たっても覚えなくて、別の人が教えると言うのを6人が繰り返し、教える側が根を上げて最終的にもう教えれないって言うことになりました(笑)トータル1か月半近く経っても覚えれなかったということになります。


仕事ができる人の覚え方

仕事ができる人は、こんな覚え方をしています。

  1. まず全体の流れを見る
  2. 実際にやってみる
  3. 詰まったところだけ確認
  4. 分からない点をまとめて質問

メモは「分からなかった所」だけ。
そして、自分なりの仕事のルールを作ります。

ナルナル3
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私は、重要と言われる所や数字を覚えないといけない時はメモするけど、基本は話に集中し、大まかな仕事の内容を把握することが大事かなと思います。家に帰って少し振り返って、分からないところが出てこれば、聞くと言うスタイルです。メモは、一番自分が覚えやすいやり方でよいと思います。


40代以降で差がつく理由

40代以降になると、派遣の事務やサロンの仕事では
WordやExcelが使えるか、施術できるかは、面接(筆記・実技)や職務履歴で証明されていると思うので、
それらは「できていて当たり前」の前提条件として採用されています。※実務経験ありの場合です。

その上で求められるのは、20代にはまだ身についていないような
人間力や現場対応力

具体的には、

  • 相手の意図を察する力
  • 場の流れを止めずに対応する力
  • 指摘された点をすぐに修正できる柔軟さ
  • いちいち指示されなくても動ける感覚
  • 周囲の手を煩わせない配慮

こうした部分が、評価を大きく左右してきます。

ここが弱いと、どれだけ
「スキルはあります」「メモは取っています」と言っても、
現場では 「教えるコストが高い人」 と判断されやすくなります。

だからこそ40代以降になると、
「自分は仕事ができる」と口にする人ほど、
実際の評価とのズレが目立ってしまうことも少なくありません。

ナルナル3
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40代で未経験の職種に挑戦したとしても、人間力と言うのは大事かなって個人的に思います。


メモは手段であって目的じゃない

メモを取ること自体が悪いわけではありません。
でも、

  • 全部メモする
  • 清書して満足する
  • 行動が変わらない

この状態では、仕事はできるようにならないです。

大事なのは、流れを掴み、体で覚え、柔軟に対応していくこと

派遣でも、サロンの仕事でも、
更新される人・残る人は、例外なくここを押さえています。

もし今、
「一生懸命やっているのに評価されない」と感じているなら、
メモの取り方、仕事中の自分の行動を一度見直してみてもいいかもしれません。

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