最初のきっかけ

もともとエステの世界に入ったのは、母と姉のひと言がきっかけでした。「大変だけどいい仕事だからやってみたら？」と背中を押され、紙の求人誌で見つけたサロンに飛び込みました。

就職した先は、大手のエステサロンの会社でした。私が担当したのはフェイシャル。

ところが現実は厳しく、サービス残業や休みのない生活が続き、体調を崩してしまいました。続けられなくなったのが最初の転機です。

学び直しの時期

ボディーができるようになりたかったのに、ボディーを覚えず辞めてしまったので、あきらめきれないところもあり、ボディーの施術を覚えたくて派遣で働きながらオイルマッサージを学び直しました。病院系のスクールに通い、座学・実技・スクールオリジナルのオイル付きのコースを受講。ほぼ先生とマンツーマンで学べたのは大きかったです。

アロマセラピー検定を受け、さらに通信のエステスクールで勉強を続け、日本エステティック協会認定エステティシャンの資格も取得しました。

リラクゼーションの現場へ

30歳頃、本腰を入れてリラクゼーションの道に進むことに。収入の関係で男女利用可能なサロンを選んで働き始めました。働いたサロンは多種多様で、低価格のもみほぐし、エステ系、タイ古式、外国人経営のサロンなど本当にいろいろ経験しました。

その間、単発派遣（軽作業）や自宅サロンの試行錯誤、そして二度の独立挑戦（失敗）も経験しています。

掛け持ちと独立のきっかけ

最後に勤めていたサロンでの契約が途切れたことをきっかけに、出張マッサージを始めました。2019年11月、ポータルサイトに掲載して出張をスタート。ちょうどコロナが話題になる直前のことです。

そこから、緊急事態宣言が出る前（2019年12月～2020年3月）まで、昔お世話になったサロンで働きながら、出張と自宅サロンを経営し、今に至ります。

収入について（率直に）

独立すると「すごく稼げる」と思われがちですが、私の考えは現実的です。生活ができて、少し蓄えができれば十分だと考えています。目標は月25万〜30万円くらい。派手な生活も憧れますが、無理せず、自分のペースで働いて達成できれば良いなと思っています。

また、これから先ずっと同じ仕事を続けるかは分かりませんが、健康で長く働くために無理をしないことを大切にしています。

ここまでのざっくり年表

• 最初：家族の勧めでエステ業界へ
• ブラックな現場で体調を崩す → 退職
• 派遣をしながらエステ・オイルマッサージを学ぶ（資格取得）
• リラクゼーションサロンで多種多様な現場経験
• 二度の独立挑戦（失敗）→ 自宅サロン試行
• 2019年11月：出張マッサージを開始（現在に至る）