昨日まで普通に働いていたのに、急に契約解除。しかも、その理由が“やってもいない性的サービスを提供した”というものだったら……
あなたが、まじめに働いてきた職場で、こんな信じられない出来事が起きたらどうしますか?
これは、実際に私が体験した話です。
リラクゼーションセラピストとして働く中で、「こんな経営者、本当にいるの?」と思うような人物と出会い、精神的に参ってしまったお話です。
この記事は、あなたが同じような目に遭う前に、「これは危ない」と気づいてもらうためのリアルな記録です。
簡単な自己紹介
私は、これまで複数のリラクゼーションサロンで働いてきました。
リラクゼーション以外の仕事もしたことはありますが、この仕事は、私が唯一、長く続けてこられた職業で、10年以上この業界に関わってきました。
そんな私が、あるサロンで経験したのが、
- パワハラ
- 暴言
- 突然の契約解除
- そして、性的な事実無根の中傷
自分が何をしたのかも分からないまま、気づいたときには“加害者扱い”されていたのです。
この記事は、
- リラクゼーションセラピストとして働いている方
- 職場の人間関係に違和感を感じている方
- 「このままここにいて大丈夫だろうか…」と不安を感じている方
- 仕事は好きだけど、職場環境に悩んでいる方
そんな方に向けて書いています。
そして、いちばん伝えたいのは、
「辞めること=逃げではない」ということ。
自分を守るための一歩を、どうか踏み出してほしいです。

生活があるからそんなに簡単に辞めれないと思う気持ちもわかりますが、心が壊れては働くことができなくなる可能性が高いです。
面接のとき、違和感の種はすでにあった
その経営者に初めて会ったのは、面接のときでした。
第一印象は、
服装は、ダメージジーンズにTシャツですごくカジュアルで現れ、
「初対面なのに、少し距離感が近いな」という、ほんの小さな違和感。
ただ、実際に話し始めると、
「同い年だね」
「オイルマッサージの経験はどのくらいあるの?」
といった、ごく普通のやり取りでした。
むしろ穏やかで、特別悪い印象はありませんでした。
今思えば、この“かすかな違和感”が、最初のサインだったのかもしれません。
最初は普通だった日常。でも、少しずつ空気が変わった
採用されてしばらくは、特に問題もなく働いていました。
施術も通常通り行い、お客様対応も評価され、リピーターも増えていた頃です。
ところが、ある時期から、少しずつ職場の空気が変わり始めました。
求人を出し、新しい人が面接に来るたびに、経営者がその人たちの悪口を言うようになったのです。
「昨日面接した〇〇さん? あの子、ほんとデブだった」
「△△は若いけど、あほそう」
「履歴書の字が汚いから、絶対バカだよね」
目の前で面接したばかりの人を平気でけなす姿に、「ん?」とは思いました。
ただ当時は、私が採用を決める立場でもなく、実際にその人を見たわけでもなかったため、深く考えず聞き流してしまいました。
今振り返ると、それが最初の“はっきりした警告”だったのだと思います。
じわじわ始まった理不尽な扱い
経営者の態度は、徐々に変わっていきました。
- 契約では「交通費1日1,000円支給」となっていたのに、出たり出なかったり
- 本来私が入るはずの施術の順番を飛ばされる
- 明らかに仕事を回してもらえない日が増える
一方で、特定のセラピストだけを過剰に持ち上げ、SNSやHPでその人ばかりを宣伝し、新規も既存客の施術も集中して回していました。
今になって思えば、少しずつ私に「辞めさせたい空気」を作っていたのだと思います。
でも、そのときの私は、「えっ!?」って思う時はありましたが、深く気にしなかったのです。
突然の契約解除と、信じられない理由
ある日、いつも通り出勤すると、開店時間を過ぎてもお店が開いていませんでした。
前日に勤務していたときは何も言われておらず、「少し遅れているのかな?」と思い、15分ほど待っても来ないので、LINEで
「出勤時間過ぎてもお店開かないので、今日は帰ります」とだけ伝えて帰宅しました。
翌日も出勤予定だったため店舗へ向かいましたが、また同じ状況。
店は開かず、連絡もありません。
ある日突然倒産したサロンもあったので、ありえる話かと思いつつ、
昨日と同じ内容をLINEで送りました。
「これは何かおかしい」と思い始めた頃、次のシフトの2日前になって、ようやくLINEの返信が来ました。
そこに書かれていた内容は、あまりにも衝撃的でした。
「なんで連絡繋がらないと思う? お前が“性的サービス”を提供したから、その犯人を追ったらオーナー逮捕されたんだよ。」
……言葉を失いました。
私は、出勤日数も少なく、出勤してもお客様がゼロで、そのまま帰る日も多くなっていたのです。
そもそも、直近でお客さんに施術した記憶がないので性的サービスを提供する余地など、あるはずがありません。
それ以前に、文面そのものがあまりにもおかしい。
「性的サービスをした犯人を追ったら、オーナーが逮捕された」
この時点で、話の辻褄がまったく合っていないのです。
もし、本当に私がそんなことをしていたのなら、
追われるべきなのは“私自身”のはずです。
なぜ「お客さんを追う」という構造になるのか、意味が分かりませんでした。
このLINEが送られてきた瞬間、
真っ先に頭に浮かんだのは、
「私、逮捕されるの……?」という恐怖でした。
LINEはさらに続きます。
「今これ送っているのは、オーナーの知人でオーナーに代わって連絡している。オーナーは1週間、警察に拘束されてる」
「お前のせいで捕まったんだよ。犯人は、お前だよ!」
「いい加減気づけよ。お店がなくなったんだよ」
あまりにも支離滅裂で、まるで脅し文句のようでした。
その時、誰かに話しを聞いてもらわないとっていう思いでした。
心臓がバクバク鳴るどころか、
手が震えて、なかなか文字を打つことすらできませんでした。
とても冷静に返信できる状態ではなく、
とにかく誰かに見てもらわないと判断を誤ると思い、
私は、送られてきたLINEをスクリーンショットし、
友人に「どう思う?」と送りました。
自分では、もう冷静に考えられなくなっていました。
友人からの返信が来る間、色々思い出していました。
友人から返信が来て、
「これ、なんか文章おかしくない?」
「そもそも、事件の関係者が誰か分かっているなら、警察からすぐ連絡が来るんじゃないの?」
その言葉を聞いたとき、
「そうか……」と、少しだけ我に返りました。
でも、頭では分かっても、
ドキドキはなかなか収まりませんでした。
その後も数日間、
心臓のドキドキが収まらなくて、
ほとんど眠れない夜が続きました。
最終的には、証拠もなく、一方的に“性的サービスを行った”と決めつけられ、事実上、追い出される形で終わったのです。
今振り返ると、
これは「事実」ではなく、
恐怖を植え付けることで、思考を止められていた状態だったのだと思います。
その後のサロン
後日SNSとHPを確認すると、そのお店は普通に営業を続けていました。
結局、このサロンは、私が辞めてから半年ほどで閉店していました。
私はその間、何となく気になって定期的に様子を見ていました。
すると、一人のセラピストが、どうゆう契約をしていたか分かりませんが、自分で広告を打ち、SNSでも集客をしている様子が見えてきました。
しかし、その方もお店では十分にお客さんにつかせてもらえなかったようで、最終的には完全に独立し、お店を出しています。
その際に投稿されていた内容が「少し問題のあるお店でした」という一言を見て、
私は、特に驚くことはありませんでした。
当時は言葉にできなかった違和感が、時間をかけて、少しずつ形になっていっただけだったのだと思います。

その子の投稿で納得した感じでしたね。その子が辞めてすぐ位に、お店は閉店していました。実はその子がお店を支えてたのかなと思いました。
送られてきたLINEの「おかしな点」を冷静に整理してみると
後から落ち着いて読み返してみると、
送られてきたLINEの内容には、明らかにおかしな点がいくつもありました。
① 本人確認が一切されていない
もし本当に、私が性的サービスを行った可能性があるのであれば、
警察が動いた時点で、当事者である私に連絡が来るはずです。
事情聴取もなく話が進んでいる時点で、現実とは合っていません。
②「犯人を追ったらオーナーが逮捕された」という意味不明な構造
性的サービスをしたとされるのが私なら、
追われるべきなのは私自身のはずです。
それなのに「お客さんを追った」「結果オーナーが捕まった」という流れは、
論理的に成立しません。
③「1週間拘束されている」と断定している点
警察に拘束された場合、
「何日で出てくる」と事前に決まっていることはないと思います。解決し、問題ないと分かるまでは。
それを断定的に語っている時点で、現実を知らない作り話だと分かります。
④ 警察から私への連絡が一切ない
出勤した時点ですでに「捕まっている」という話なのに、
警察から私への連絡はゼロ。
これは「事件になっていない」ことを示しています。
⑤ 恐怖と罪悪感を煽る言葉だけが並んでいる
事実や証拠の説明はなく、
「お前のせい」「犯人はお前」「気づけよ」「店がなくなった」など、
感情を揺さぶる言葉だけが続いていました。
感情が追いつかない状態では気づけませんでしたが、
改めて冷静に考えてみると、送られてきた内容は法的な構造としても破綻していました。
仮に「犯人と思われる客を追った」という話が事実だったとしても、その過程で相手にケガをさせていれば、それは性的サービスの有無とは別の問題になります。
客側から見れば、「知らない人に突然追いかけられ、結果的にケガをさせられた」という構図になり、話はまったく異なるものです。
さらに、もし本当に警察が介入する事態であれば、事実確認のために、当事者である私にもすぐ連絡が来るはずです。
出勤していたスタッフが関係している可能性があるにもかかわらず、警察から一切連絡がないという時点で、この話そのものが成立していません。
嘘の話を作るにしても、あまりに辻褄が合っておらず、恐怖を与えるために無理やり話をつなぎ合わせたように感じました。
今なら分かります。
これは事実確認ではなく、
私を黙らせ、混乱させ、反論しないよう、心理操作のためのLINEだったのだと。

こんな辞めさせ方は、賢い経営者とは言い難いですね。事務的に処理すべきですね。
逃げてもいい。自分を守ることが最優先
私はその日、自分が「加害者にされた」ような感覚に襲われ、悔しさとショックで言葉が出ませんでした。
心臓がドキドキして眠れず、「やってもいないことで、こんなふうに罪を着せられるのか」と、何度も考えました。
でも、友人にLINEのスクリーンショットを送り、第三者の目で読んでもらったことで、少しずつ冷静になれました。
「文章がおかしいよ」「辻褄が合ってない」
そう言われて、はじめて気づいたのです。
あの人は、常に誰かを悪者にし、
自分のお気に入り以外を排除し、
支配できる空気を作り続けていたのだと。
そして、いない人の悪口を言う人は、
必ず、いないところであなたの悪口も言っています。
これは、リラクゼーション業界に限らず、どんな職場、どんな人間関係でも共通することです。
「辞めたくない仕事」と「辞めるべき職場」は別
私が伝えたいのは、
「その仕事が好きでも、その職場に居続ける必要はない」ということです。
- 誰かの機嫌をうかがいながら働く
- 理不尽に責められる
- 自分のせいではないことで処分される
そんな環境では、心も人生も壊されてしまいます。
私もそうでした。
でもその出来事のあと、私は自分で出張マッサージを始めました。
今いる場所に違和感があるなら
「この人、なんだか言動が不自然」
「いない人の悪口ばかり言っている」
「急に態度が冷たくなった」
「契約解除する人(契約解除される人)が多い」
そんな空気を感じたら、それは赤信号です。
人には色々顔があると言われますが、
人によって態度や言葉遣いが極端に違う人には、十分注意してください。
それは演技ではなく、
あなたをコントロールするための手段かもしれません。

親の前に見せる顔と友人や恋人などに見せる顔は違っても、気遣い、態度など基本は同じなのが普通の人だと思います。
まとめ|自分を守れるのは、自分だけ
この出来事を通して、私はひとつの教訓を得ました。
どれだけ仕事が好きでも、
「人間関係」が壊れている職場に、長くいる必要はありません。
あなたが壊れる前に、
自分から辞めるという選択をしていいのです。
あの頃の私に、今ならこう伝えたいです。
「辞めるのは、逃げじゃない。
自分を守るための、大切な決断だよ。」
こんな職場には注意|兆候チェックリスト
- 面接時から上から目線、他人を見下す発言がある
- スタッフや応募者の悪口を日常的に言っている
- 特定の人だけを過剰に優遇する
- 契約内容が守られない(交通費未払いなど)
- 突然の連絡断絶、理由不明の契約解除
- 違和感を感じている人がいない
ひとつでも当てはまるなら、そこは健全な職場とは言えません。

違和感を感じている時、職場でも同じ扱いをされている人がいても、いつ、どこで、どう手のひらを返されるか分からないので、職場で相談する相手を見つけるより、職場とは関係ない友達、親、恋人など職場に第三者に相談が安全かと思います。
最後に
この記事を書いた私は、理不尽な形で職場を追われましたが、
今は独立し、自分のお店を持ち、安心して働けています。
この体験が、
「このままでいいのかな」と悩んでいるあなたの、
小さな判断材料になればうれしいです。

