※この記事にはアフィリエイト広告が含まれています。商品を実際に使用した感想をもとに紹介しています。
前編では、光ネットを解約したことでテレビが見られなくなり、高額なアンテナ工事をするのではなく、自分で何とかできないかと考えて室内アンテナを購入することにした経緯を書きました。
今回は、実際にアンテナを購入するまでに調べたことと、購入したアンテナを試してみた結果についてです。
「室内アンテナなんて、本当にテレビが映るの?」
私も最初はそう思っていました。
しかも、実家が電波の強い地域なのかどうかも分かりません。
そこで、まずはテレビの電波について調べるところから始めました。
- 「強電界地域」という言葉を初めて知った
- まずは実家がどのくらいの電波状況なのか調べてみた
- 家にあったワンセグテレビで試してみる
- 家の周りを一周してみたら、意外な場所で映った
- 中・弱電界地域向けのアンテナを購入
- 「垂直波」と「水平波」って何?
- 届いたアンテナを、まずは部屋の中で試してみる
- 今度は20mのアンテナケーブルを購入
- 設置予定の場所で試してみたら、まさかの全局受信
- 不思議だったのは、電波塔とは逆方向だったこと
- 映ることは分かった。でも、どうやって設置する?
- 棒を立てて、そこにアンテナを取り付けられないか?
- ネットで見つけた「ブロック+単管」という方法
- ブロック選びにも少し悩んだ
- 実際に単管を立ててアンテナを取り付けてみる
- 屋外から室内へは「隙間ケーブル」を使用
- 見た目はちょっと悪いけれど、テレビが映った!
- アンテナ工事を頼んでいたら、もっとお金がかかっていた
- 今回のことで考えた「屋根にアンテナを立てる」ということ
- テレビを見る方法は、地上波だけじゃない
- 「困ったから調べる」で、意外と何とかなる
「強電界地域」という言葉を初めて知った
アンテナを探していると、ネットショッピングの商品説明やYouTubeの動画で、何度も出てくる言葉がありました。
それが、「強電界地域」という言葉です。
最初は、
「そもそもテレビが映る地域なら、アンテナを置けば映るんじゃないの?」
くらいに思っていました。
でも、調べてみると、どうやらそんなに単純ではありません。
テレビの電波は、地域によって強さが違います。
電波塔からの距離や地形、建物などによっても受信状況は変わり、強電界地域だけではなく、中電界地域や弱電界地域もあります。
つまり、普通のアンテナを使えばどこでも同じようにテレビが映るというわけではないようです。
専門家ではないので、電波について詳しいことまでは分かりません。
それでも、
「テレビが普通に見られる地域でも、電波が弱くてアンテナによっては映らない場所があるんだ」
ということは理解できました。
まずは実家がどのくらいの電波状況なのか調べてみた
そこで、実家のある地域の電波状況を調べてみました。
すると、実家はどうやら中電界地域の範囲の境目あたりにあるようでした。
電波塔からかなり離れているというわけではないものの、強い電波が安定して届く場所という感じでもありません。
専門的なことは分からない私でも、
「これは、もしかすると電波が弱い地域なのかもしれない」
と察しました。
そうなると、室内アンテナを買っても、そもそもテレビが映らない可能性があります。
そこで、いきなりアンテナを買うのではなく、まずは手元にあるもので試してみることにしました。
家にあったワンセグテレビで試してみる
以前から持っていたワンセグテレビを使って、実家でテレビが受信できるか確認してみました。
「ワンセグでも映れば、少なくとも電波は届いているはず」
そう考えたからです。
実際に試してみると……
なんとか映ったのが、NHKと地方局だけ。
しかも、かなりギリギリです(笑)。
他の民放は映りませんでした。
「やっぱりダメなのかな……」
正直、そう思いました。
でも、ここで諦めるのも何となく悔しい。
そこで、
「家の中がダメなら、外だったらどうなんだろう?」
と思い、ワンセグテレビを持って外へ出てみました。
家の周りを一周してみたら、意外な場所で映った
ワンセグテレビを持って、家の周りをぐるっと回ってみました。
すると、なんと一か所だけ、すべてのテレビ局が映る場所がありました。
それは、電波塔とは逆方向です。
もちろん、完全に安定しているわけではありません。
ワンセグなので、途中で途切れることもあります。
それでも、NHKだけではなく、他の局も映りました。
これはちょっとした発見でした。
「ということは、実家にもテレビの電波自体は届いているんだ」
そう思いました。
室内ではほとんど映らない。
でも、家の外の特定の場所なら、ワンセグで全局受信できる。
それなら、
「もう少し受信性能のあるアンテナなら、テレビが映る可能性があるんじゃない?」
と考えました。
もちろん、ダメな可能性もあります。
まさに「ダメもと」です。
中・弱電界地域向けのアンテナを購入
そこで、いよいよ室内アンテナを探しました。
私が選んだのは、屋内・屋外のどちらでも使用できるタイプで、ブースター内蔵型のアンテナです。
商品説明を見ると、中・弱電界地域向けと書かれていました。
実家の電波状況を考えると、強電界地域向けの小型アンテナより、こちらのほうが可能性がありそうです。
価格は、他の商品と比べると少し高めでした。
それでも、
「せっかく買うなら、少しでも可能性が高そうなものを選びたい」
と思いました。
私が購入したアンテナは、こちら↓↓サン電子のブースター内蔵型で中弱電界地域向けです。強電界地域の商品は商品番号が違うので、自分の地域に合ったものを選んでください。
「垂直波」と「水平波」って何?
さらに商品説明を見ていると、今度は垂直波・水平波という言葉が出てきました。
「また知らない言葉が出てきた……」
という感じです(笑)。
アンテナによっては、電波の偏波に合わせて設置する必要があるようです。
ただ、私が購入しようとしていた商品は、商品説明を見る限り、垂直波・水平波のどちらにも対応できるタイプでした。
専門的なことは分からないので、
「どっち向きなのかを自分で考えなくても使えるなら、そのほうがいい」
と判断。
室内用に比べると少し価格は高かったものの、こちらのアンテナを購入しました。
届いたアンテナを、まずは部屋の中で試してみる
そして、アンテナが届きました。
早速、部屋の中でテレビにつないで試してみます。
「これで映ったら、長いケーブル買わなくても手持ちで済む!」
ちょっと期待しながらテレビをつけました。
ところが……
映りません。
やっぱり、そう簡単にはいきませんでした。
「やっぱり室内じゃ無理なのかな」
と思い、外に出たとき家の周りの一か所では全局が映ったから、
その場所にアンテナを持っていけ場良いかと思ったのですが、
問題は、テレビからその場所まで距離があることでした。
今度は20mのアンテナケーブルを購入
アンテナを置きたい場所とテレビのある場所が離れているので、手持ちの短いケーブルでは届きません。
そこで、またネットで探しました。
そして今度は、20mのアンテナケーブルを購入。
「アンテナを買ったと思ったら、今度はケーブル……」
と、少しずつ必要なものが増えていきます(笑)。
それでも、ここまで来たら試してみたい。
ケーブルが届くのを待ちました。
設置予定の場所で試してみたら、まさかの全局受信
20mのケーブルが届いたので、さっそく設置予定の場所までアンテナを持っていき、テレビにつないでみました。
すると……
なんと、全局映りました。
思わず、
「映った!」
となりました(笑)。
室内ではまったく映らなかったのに、場所を変えただけで全局映る。
テレビの電波って、本当に場所によって違うんだなと実感しました。
もちろん、これは我が家の場合です。
同じ商品を使えば、どの家でも映るというわけではありません。
それでも、少なくとも私の実家では、
「中弱電界地域でも、設置場所を工夫すればテレビが映る可能性がある」
ということが分かりました。
不思議だったのは、電波塔とは逆方向だったこと
そして、もうひとつ不思議なことがありました。
アンテナを設置して全局が映った場所は、電波塔とは逆方向だったのです。
「普通は電波塔の方向に向けるんじゃないの?」
と思いますよね。
私もそう思いました。
ところが、実際には電波塔とは反対側に置いたほうが映ったのです。
一方で、もともと屋根にアンテナが立っている場所の下付近でも試してみました。
こちらでは、NHKくらいしか映りません。
他の局は映りませんでした。
「アンテナは屋根の上にあるのに、なんで?」
と、ますます不思議になりました。
やはり、電波というのは単純に「電波塔の方向に向ければいい」というものではないのかもしれません。
少なくとも今回の経験で、実際にいろいろな場所で試してみることが大切だと感じました。
映ることは分かった。でも、どうやって設置する?
テレビが映ることが分かったので、一番大きな問題は解決したように思えました。
ところが、ここからまた問題が出てきました。
「このアンテナ、どうやって設置するの?」
試しているだけなら、アンテナを置いておけばいい。
でも、常にそこに置いておくなら、風などで倒れないように固定しなければなりません。
壁面に取り付ける方法もあります。
しかし、それにはドリルなどの工具が必要です。
さらに屋外に取り付けるとなると、防水のためのシリコンなども必要になってきます。
「テレビを見るために、そこまで本格的なDIYをするのはちょっと……」
というのが正直なところでした。
棒を立てて、そこにアンテナを取り付けられないか?
そこで考えたのが、
「何か棒を立てて、そこにアンテナを取り付ければいいんじゃない?」
という方法です。
最初に思いついたのは、物干し用の重石。
あるいは、のぼりを立てるときに使うポール立てのようなもの。
これなら壁に穴を開けなくても済みそうと思い、
近くのホームセンターへ実際に見に行ってみました。
ところが……
結構重い。
持ち運ぶことを考えると、私にはちょっと大変です。
「これを買って帰るのは無理だな……」
ということで、いったん諦めました。
テレビは映る。
でも、設置方法が決まらない。
ここまで来て、また新たな問題が発生したのでした。
そして、どうしようかとまたネットで検索していたとき、偶然、別の方法を見つけることになります。
ネットで見つけた「ブロック+単管」という方法
どうやってアンテナを固定しようかと、またネットでいろいろ検索していました。
すると、たまたまブロックに単管を差し込んでアンテナを設置している写真を見つけました。
「なるほど、こういう方法もあるのか!」
これなら壁に穴を開けなくてもいいし、屋根に上る必要もありません。
何より、私でもできそうです。
そこで、今度は別のホームセンターへ行き、単管とブロックを購入しました。
ブロック選びにも少し悩んだ
単管を立てるためのブロックを探してみると、単管を差し込める穴が開いたものがありました。
ただ、それはどちらかというと地面に埋め込んで使うようなタイプ。
実際に置いてみると、少し不安定な感じもしました。
「これでアンテナを立てて、風が吹いたら大丈夫かな?」
そんな不安もあったので、別のタイプを探しました。
そして購入したのが、3つ穴の開いたブロックです。
単管を差し込んで使えそうだったので、こちらを使ってみることにしました。
専門的なアンテナ工事から考えたら、かなり原始的な方法です(笑)。
でも、
「これなら自分でできる!」
と思いました。
実際に単管を立ててアンテナを取り付けてみる
設置予定の場所にブロックを置き、そこへ単管を差し込みます。
そして、その単管にアンテナを取り付けました。
試しに置いてみたときに全局映ることは確認できていたので、あとはできるだけその場所を変えずに固定することが重要です。
アンテナの位置が決まったら、次に気になったのがケーブルでした。
アンテナからテレビまで20m。
そのケーブルが地面を適当に這っていたら、足元の邪魔になります。
そこで、使えそうな場所にはコードを固定するためのクリップを貼り、できるだけ足元にケーブルが出ないようにしました。
壁面に沿わせるようにして、テレビのある部屋までケーブルを持っていきます。
見た目は……まあ、きれいとは言えません(笑)。
でも、
「テレビが見られればいい!」
ということで、そこは割り切りました。
屋外から室内へは「隙間ケーブル」を使用
アンテナを外に設置すると、もうひとつ問題があります。
外にあるアンテナから、どうやって家の中にケーブルを引き込むのか。
壁に穴を開けるのは避けたい。
そこで役に立ったのが、隙間ケーブルです。
これは、アンテナを購入する段階で「外から家の中へケーブルを引き込むには必要になる」と動画で見て知っていたので、あらかじめ購入しておきました。
普通のケーブルを無理に窓やドアの隙間に挟むのではなく、こういうものがあることも、今回初めて知りました。
YouTubeやネットで調べておいてよかったと思ったところです。
私が選んだ隙間ケーブルは、リボンタイプでない細いコードタイプを選びました。ホームセンターにも売っていましたが、6000円ぐらいしてめちゃくちゃ高くてびっくりして即ネットで購入しましたw
見た目はちょっと悪いけれど、テレビが映った!
こうして、なんとかアンテナを設置。
アンテナからのケーブルを家の外壁に沿わせ、室内へ引き込み、テレビにつなぎました。
そしてテレビをつけてみると……
ちゃんと映りました。
しかも、最初に確認した通り、全局見ることができます。
「よかった……」
これが一番の感想でした。
正直、アンテナを買うところから、
「本当に映るのかな?」
「買って映らなかったらどうしよう」
と思っていました。
さらに、映ることが分かってからも、
「今度はどうやって固定するの?」
という問題が出てきました。
それでも、調べて、考えて、試して、何とか自分でテレビを見られる状態にすることができました。
外壁にケーブルがずっと這っているので、見た目は決してきれいではありません。
でも、今はそれよりも、
「テレビが映るようになった」
ことのほうが大事です。
とりあえず、一安心です。
アンテナ工事を頼んでいたら、もっとお金がかかっていた
今回、自分でアンテナを設置してみて、改めて思いました。
もし最初から電気屋さんやアンテナ工事業者にお願いしていたら、アンテナの交換も含めた工事になっていた可能性があります。
もちろん、実際の工事内容や料金は家の状態によって違うので、一概には言えません。
ただ、私が事前に調べた範囲では、アンテナが使える場合でも配線のつなぎ直しで5万円~、交換が必要なら8万円~という価格でした。
今回、自分で購入したアンテナや単管、ブロック、ケーブルなどにもそれなりにお金はかかりました。
特に、20mのケーブルは思っていたより高かったです。
それでも、工事をすべてお願いすることを考えれば、かなり費用を抑えられたのではないかと思います。
もちろん、誰にでもDIYをおすすめするわけではありません。
高所作業など危険なことは避ける必要がありますし、電波状況も家によって違います。
私の場合は、たまたま自分で試せる環境だったからできたことです。
今回のことで考えた「屋根にアンテナを立てる」ということ
今回、自分でアンテナを設置してみて、もうひとつ考えるようになったことがあります。
それは、当たり前ですが
「一軒家に屋根のアンテナを立てるって、ずっとそのままではないんだな」
ということです。
アンテナも屋外に設置するものなので、当然ながら年月が経てば劣化します。
いずれ交換や撤去が必要になることもあります。
そして、自分で簡単に取り替えられる場所にあるわけではありません。
屋根の上なら、なおさらです。
そう考えると、
「新築だからアンテナを立ててテレビを見る」
というのが当たり前だと思っていたけれど、これから家を建てる人なら、アンテナをどこに設置するのか、そもそも屋根にアンテナを立てるのかということも考えておいたほうがいいのかもしれません。
私自身、今回実際に困ってみて初めて、そのことを実感しました。
テレビを見る方法は、地上波だけじゃない
そして、もうひとつ思ったのが、
今の時代、テレビを見る方法って地上波だけじゃないよね
ということです。
もちろん、地上波を見たい人にとってはアンテナは必要です。
でも、インターネット環境があれば、動画配信サービスなど、テレビ番組以外にもさまざまな選択肢があります。
「テレビを見るなら屋根にアンテナを立てる」
というのが、昔ほど絶対的なものではなくなっているのかもしれません。
今回の我が家の場合も、最終的には屋根のアンテナを元通りにすることなく、別の方法でテレビを見ることができました。
もちろん、家族の希望や見る番組によって、何がいいのかは変わります。
衛星放送を見たいなら、それに対応した設備が必要です。
でも、地上波だけなら、今回のように別の方法を探してみることもできます。
「困ったから調べる」で、意外と何とかなる
今回のアンテナ問題。
最初は、
「テレビが映らない」
「工事には何万円もかかる」
「どうしよう……」
というところから始まりました。
でも、今は、ネットで調べると色々出てきます。
YouTubeやブログや商品の口コミを読み参考にして、
そこからアンテナを購入して、ケーブルを追加して、さらに設置方法まで調べる。
一つ問題が解決すると、また次の問題が出てくる。
その繰り返しでした。
でも、そのたびに調べていったら、最終的には何とかテレビを見ることができました。
もちろん、すべてのことを自分でできるわけではありません。
危険なことや専門知識が必要なことは、プロにお願いしたほうがいいと思います。
それでも今回のことで、
「最初から無理だと思わずに、自分でできる方法を調べてみるのも大事だな」
と思いました。
人生、何が起こるか分かりません。
まさか自分が、テレビを見るためのアンテナを探して、電波の強さを調べて、単管とブロックまで買うことになるとは思ってもいませんでした(笑)。
でも、やってみれば意外と何とかなるものです。
今回の経験が、同じように「アンテナ工事にお金をかけるのはちょっと……」と悩んでいる人の参考になればと思います。
